このシリーズでは、アロハデイズキッチンで使っているキッチンツールを紹介します。
アロハデイズキッチンのレッスンでもよく使う「スキレット」。
重さがあるけれど、焼き上がりの美味しさは格別で、料理好きにとっては一生もののキッチンツールです。この記事では、そんなスキレットの魅力や選び方についてご紹介します。

スキレットってなに?
スキレットは厚みのある鋳鉄製のフライパンで、アメリカでは家庭でもキャンプでも定番の調理器具。均一な熱伝導と保温性の高さが特長で、炒め物・煮込み・焼き物・オーブン料理まで幅広く使えます。
スキレットの魅力と特徴
・優れた熱伝導性:ムラなく火が通り、素材の旨みを引き出します
・多用途性:焼く、炒める、煮る、オーブン料理まで対応
・保温性の高さ:冷めにくく、食卓にそのまま出しても温かいまま
・耐久性:きちんとお手入れすれば何十年も使える“一生もの”
・風味が育つ:使い込むごとに油がなじみ、どんどん使いやすく
我が家のスキレットはもう10年選手。使えば使うほど愛着が増して、もはや相棒のような存在です。
スキレットの弱点も知っておきましょう
・重い! → 取り扱いにはちょっとコツが要ります(私は筋トレと思って使っています)
・シーズニングが必要 → 錆びやすいため定期的なお手入れが不可欠
・価格が高め → 高品質なものほど高価。でも一生使えるなら、コスパは悪くないかも?
スキレットの選び方
サイズと形:
スキレットは目玉焼き一個が焼ける小型のものから直径30cmを超す大きなものまで、さまざまなサイズがあります。四角型のものも見かけますが、丸型が一般的です。

サイズ
1〜2人分 → 8インチ(約20cm)=> 目玉焼きが2〜3個焼ける大きさです
3〜4人分 → 10¼インチ(約25cm)=> 1ポンドステーキにぴったり!
5〜6人分 → 12インチ(約30cm)=> この大きさだと、ポンドステーキが一度に2枚焼けます
重さと用途
・重さは“魅力”でもあり“課題”。軽量タイプもありますが、熱保持力はやや下がります
・キャンプやアウトドアなら小さめ&軽量、家庭用なら中〜大型がおすすめ
ブランドと価格帯
・ロッジ(Lodge):価格と性能のバランスが良く、初心者にも◎
・ストウブ(Staub)、ル・クルーゼ(Le Creuset):デザイン性と耐久性を兼ねた高級ライン
✅ 実店舗でのチェックも大切
ネット購入も便利ですが、重さや質感を確かめるにはお店で持ってみるのがおすすめです。
重さ
スキレットはその頑丈な構造から重いですが、軽量タイプも存在します。軽量タイプは持ち運びや取り扱いが楽な代わりに、熱伝導性や保温性がやや劣ることがあります。キャンプやアウトドアなどの用途や使用頻度に応じて選ぶのが良いでしょう。
メーカーと品質
信頼できるメーカーのスキレットを選ぶことが重要です。私の経験では、スキレットの品質は価格に比例します。スキレットとしては、作り良し価格良しのロッジ(Lodge)が大好きです。一方、鋳鉄製鍋で有名なストウブ(Staub)やル・クルーゼ(Le Creuset)などもカラフルで高品質、耐久性の高いスキレットを揃えています。購入時には、鋳鉄の厚みや仕上がりをぜひ確認してみてください。
価格帯
スキレットの価格は幅広く、数百円から数万円まで多様です。高品質なスキレットは鋳鉄製のお鍋と同様、初期投資は高いものの、長期的にはコストパフォーマンスが良いと感じます。予算に応じて、必要な機能を備えたものを選びましょう。高価でも、キッチンに置いてあるだけで幸せになる、なんていうのも立派な機能の一つだと思うのです。
どこで買える?
スキレットはネットショップで簡単に見つけることができますが、あなたがもし、スキレットの重さを体感したことがなければ、店頭で重さや質感を確かめるのをおすすめします。ロッジはアウトドアショップや大型のホームセンターで見かけますし、ストウブやル・クルーゼはデパートや百貨店で取り扱われていることが多いでしょう。
次回(後編) は 5/7水 朝6:00公開です。
次回はスキレットのお手入れ方法と保管のコツについてご紹介します。
購入時や使用後のシーズニング、錆びさせないためのポイントを詳しく解説しますね!
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