11月になると、わが家ではクリスマスツリーを出します。
結婚したばかりの頃、ケヴィンに「サンクスギビングまだなのに、もうクリスマスツリーを出すの?」と言われたことがありました。
「ここは日本で、あなたは日本人と結婚したから仕方ないね😊」と答えたら、それからは何も言わなくなりました(笑)。
ケヴィンにとっては、ハロウィンの次はサンクスギビング。それが終わってからクリスマス、という順番なのですよね。でも、日本にはサンクスギビングの習慣がないので、ハロウィンが終わると、街はクリスマスに向かいます。今年も10月の終わりには、近所の商店街にクリスマスの飾りつけ準備がしてあって、お出かけ先でもクリスマスグッズを見かけました。
そんなわけで、わが家のサンクスギビングは、クリスマスツリーのある部屋で迎えます。
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夫のケヴィンと一緒にホームパーティーを開くようになって、25年以上が経ちました。なかでもサンクスギビングは、一年のなかでも特に大きな集まりのひとつです。

ハワイ出身のケヴィンにとって、サンクスギビングは家族と過ごす大切な日。でも、クリスマスにも近いこの時期に、日本から休暇を取って帰省するのは難しくて。それなら日本で、家族の代わりに友人や同僚を招いて、一緒に感謝を分かち合い、お祝いしよう。そんな気持ちではじめて、今も続いています。
今回は、毎年わが家で作っている料理と、サンクスギビングの過ごし方をご紹介します。
ターキーは、ケヴィンのおばあさんのレシピ
食卓の主役は、もちろんローストターキーです。
わが家のターキーは、ケヴィンのおばあさんから受け継いだレシピ。たっぷりのバターに、しょうがとしょうゆを使って味付けします。本土で一般的なハーブを使うスタイルとは少し違って、日本人にもなじみのある風味なんですよ。
わが家のお肉担当はケヴィンなので、ターキーも下ごしらえから、焼き上がった後のカーヴィング(切り分け)まで、全部お任せ。毎回、焼き上がり具合に心を砕いています。
焼き上がったターキーは、とてもきれいに切り分けて、保温用のシェーフィングディッシュに盛り付けてくれます。大人数のブッフェなので、皆さんが取りやすく、温かいまま食べられるようにしています。

私たちはレストランでも、メニューにターキーを見つけるとつい注文してしまうのですが、食べるとやっぱり「うちのがいちばん!」と思ってしまうの。アメリカのどこのお家も、きっとみんなそうなんだと思います。
毎年、ほとんど変わらないメニューです
ターキーのほかに、毎年必ず作るのはこちらです。
スタッフィングは、ターキーの中には詰めず、別にたっぷり作ります。このスタッフィングには、セージが欠かせません。
ターキーにはグレービーとクランベリーソースを添えて、付け合わせもそれぞれお皿に取っていただきます。
イング家のポテトサラダは、ゆでたまごがたっぷり!あとはグリーンピースとマヨネーズ、塩こしょうというシンプルなものですが、これも毎年作る定番です。
サラダは、その年によって変わります。ケールを使うこともあれば、フムスの上にベビーリーフをのせて、ナッツやドライフルーツ、少し甘めのドレッシングを合わせることも。
大きなハムが手に入った年には、グレイズドハムも焼きます。缶詰のスライスパイナップルと、そのジュース、黒糖を使った、ハワイアンなハムです。
クランベリージュースが手に入れば飲み物に加えます。毎年の定番に、そのとき手に入るものや、作りたいものを足しています。
ちなみに、イング家のクリスマスは、サンクスギビングとまったく同じメニュー。アメリカでは、2025年の調査で、それぞれの祝日を食事で祝う人の約9割がサンクスギビングに、約半数がクリスマスにターキーを出す予定と答えているんですよ。だから多分、うちと同様に両方ともターキーを焼く家庭は結構あるみたい。
(出典:イリノイ大学 farmdoc daily掲載・2025年11月調査)
ハワイの家族の集まりで驚いたこと
以前はクリスマスになると、10日から2週間ほどハワイに帰省していました。
初めて家族のクリスマスディナーに参加したときは、叔父の大きな家に親戚中が集まって、とてもにぎやかでした。当時はまだ小さかった、ケヴィンとは年の離れたいとこたちに、叔父や叔母たちも加わって、みんなでゲームを楽しんだなあ。今はゲームの中心がいとこの子供達になって、月日を感じます。
料理は、ホストがターキーを用意して、ほかの家族がサイドディッシュやデザート、飲み物を分担して持ち寄るスタイル。手作りもあれば、ケータリングの料理もありました。
クーラーボックスには、たくさんのビールとソーダ、それにいろいろな味のHawaiian Sunのジュース。みんなで準備して、食べて、遊んで、片付けて。とてもカジュアルで、楽しかったんです。
それより前、初めて小さな自宅にケヴィンの同僚や私の友人を招いたときの私は、「全部自分でやらなくちゃ!」「完璧にしなくちゃ!」と、本当に緊張していました。
今のように気負わずに家に呼べるようになったのは、ハワイの家族の集まりを何度も経験して、「こんなにカジュアルでも、こんなに楽しいんだ!」ということを本当に理解したからです。
今の私なら、初めてのおもてなしをした頃の自分に、もっとリラックスして楽しんでいいのよ、お手伝いの申し出があったら、素直にありがたくお願いしていいのよ、と伝えたいなあ。
差し入れは、両手のひらに乗るくらいのデザートを
わが家のサンクスギビングは、年によって15〜30名ほど。18時頃から集まって、19時頃から食べ始めることが多いです。
料理を並べるブッフェテーブルと、飲み物を置くドリンクコーナーを作って、皆さんに好きなものを取っていただきます。
食事とデザート、乾杯のスパークリングワイン、ソフトドリンクは私たちで用意します。そのほかに飲みたいお酒がある方には、持ってきていただくようにしています。
「何か持っていきましょうか?」と声をかけてくださった方には、デザートをお願いします。そのときにお伝えするのが、「人数に関係なく、両手のひらに乗るくらいの量で」ということ。
大人数のパーティーだと、人数分を用意しなくてはと思われるかもしれませんが、いろいろな方が少しずつ持ってきてくださると、それだけで豪華なデザートブッフェになるんですよ。
食事が終わったら、料理を一度片付けて、テーブルにデザートを並べ直します。パンプキンパイに、皆さんからの差し入れ。そして、わが家のパーティーで必ず作る「本当においしいシナモンロール」。ハワイのコナコーヒーと一緒に召し上がっていただきます。
毎年作っていても、やっぱり楽しみです
準備は、まず1週間ほど前にターキーを買いに行くところから。冷蔵庫でゆっくり解凍して、ほかの買い物や料理の準備は前々日から進めます。
これだけの人数なので、準備することはたくさんあります。ケヴィンも毎回ターキーの焼き上がりを気にしていますが、友人たちがおいしく食べてくれると、とても嬉しそうです。
私も「楽しかった!」「おいしかった!」と言っていただくたびに、次もまた楽しんでもらおう、と励みになってきました。
毎年ほとんど同じ料理を作っていますが、その年に集まる人は少しずつ違います。初めて来てくださる方にも、何度も来てくださっている方にも、たくさん食べて、ゆっくり過ごしてもらえるのが本当に嬉しいの。
今年は私の実家の予定と重なり、プライベートのサンクスギビングディナーは開けなくなってしまったのですが、12月5日にはADKCの会員の皆さまとクリスマスディナーを開催します。
先ほどご紹介したように、イング家のクリスマスはサンクスギビングと同じメニュー🦃✨
ADKCの皆さまに、わが家の料理を召し上がっていただけるのを楽しみにしています。
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この記事でご紹介したターキーや付け合わせ、パンプキンパイなどは、オンライン料理教室アロハデイズキッチンクラブ(ADKC)のレシピ動画でもご覧いただけます。わが家の料理を、ご自宅でも楽しんでいただけたら嬉しいです。
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